« 葵祭 | トップページ | Creme de la Creme の 京野菜シュー »

藤と源氏物語

もう、花の時期は過ぎてしまったけれども、5月ごろ咲く藤の花は藤原家を象徴する花だ。藤原氏の氏神である奈良の春日大社には砂ずりの藤と呼ばれる花穂の長い藤が咲く。

源氏物語でも藤はしばしば藤原氏と関係する。「花の宴」の巻では、藤原氏の右大臣が自邸で藤の花の宴を開く。光源氏が朧月夜に再会する宴の夜だ。

あるいは藤の名前そのものが帖名になっているのが「藤裏葉」。こちらは元頭中将の内大臣が藤の花の宴を開いて夕霧を招き、雲居雁との結婚を許す段。この人も藤原家の出身だ。

藤原氏の出身ではないけれども、藤のイメージがつきまとうのが藤壺。御所の藤壺に住んでいたため、こう呼ばれる。明石の姫君の容姿も藤の花にたとえられた。源氏物語における藤の花は桜や梅とともに重要なシーンを彩る花のひとつだ。

Fuji

写真は清水近くの民家の軒先で見かけた藤。

あなたの応援が更新の励みになります。よかったらクリックしてね!↓
◇人気ブログランキング◇へ

|

« 葵祭 | トップページ | Creme de la Creme の 京野菜シュー »

京都」カテゴリの記事

古典文学」カテゴリの記事

平安時代」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

源氏物語」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 葵祭 | トップページ | Creme de la Creme の 京野菜シュー »