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京都御所シリーズ2 紫宸殿

「如月の二十日あまり、南殿の桜の宴せさせたまふ。 后、春宮の御局、左右にして、参う上りたまふ。弘徽殿の女御、中宮のかくておはするを、をりふしごとにやすからず思せど、物見にはえ過ぐしたまはで、参りたまふ」(源氏物語 花宴)

光源氏が朧月夜と出会う「花宴」の帖は、紫宸殿の桜の宴から始まる。この日は帝の座所の左右に藤壺中宮と春宮(後の朱雀帝)の座所が設けられ、宴が催された。弘徽殿女御は藤壺が中宮になったことを日ごろから不快に思っている。でも、イベントは大好きなのでやはり参加しているのだ。

Shishinden

写真は京都御所の紫宸殿。この写真ではわかりにくいが中央に帝の御座所、高御座(たかみくら)と御帳台が置かれている。紫宸殿は京都御所の正殿で、即位の礼や節会などの儀式を行うところ。本来、即位の礼は大極殿で行われていたが、その焼失によって紫宸殿で行われるようになった。今上陛下の即位の礼はこの高御倉と御帳台を東京に運んで行われた。

Sakonnosakura

紫宸殿の正面には左近の桜、右近の橘が植えられている。写真は紫宸殿東側の左近の桜。盛りは過ぎているけれど、花の宴の雰囲気を少しだけどうぞ。

Dantei


紫宸殿の前には白砂を敷き詰めた南庭が広がる。平安時代を思わせる雅な空間。

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