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上賀茂神社 斎王桜

Saiouzakura

京都の桜ももう終わり…と思っていたら、上賀茂神社で満開の桜に出会った。斎王桜。上賀茂神社に奉仕した斎王が愛でたといわれる桜だ。

斎王とは、天皇の即位に伴い伊勢神宮や賀茂神社に奉仕した未婚の内親王、または女王のこと。源氏物語では賀茂神社に仕える方を「斎院」、伊勢神宮に仕える方を「斎宮」と称している。

葵の巻で賀茂の斎院になるのは桐壺院と弘徽殿女御の間に生まれた女三の宮(後に柏木と密通する人とは別人)。朱雀帝の姉妹だ。この人の御禊の時、葵の上と六条御息所の車争いが起こった。桐壺院崩御の服喪にともない、賀茂の斎院は朝顔の姫君に代替わりする。

一方、伊勢の斎宮は葵の巻で六条御息所と前春宮の間に生まれた姫宮に決まる。彼女は澪標の巻で朱雀帝の退位に伴い帰京、その後冷泉帝の女御として入内した。斎院、斎宮は、源氏物語では目立たぬ存在ながら、実はストーリーに重要な影響を及ぼす存在なのだ。

この斎王桜は枝振りも立派なしだれ桜だ。花びらは普通の桜よりやや小ぶりで清楚。高い身分に生まれながら、未婚のまま神に奉仕する斎王にふさわしい花かもしれない。

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