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源氏物語千年紀 プレイベント 華麗なる源氏物語の世界〜序章〜

11月1日、京都市の京都会館第2ホールで「源氏物語千年紀プレイベント 華麗なる源氏物語の世界〜序章〜」が開催された。

プログラムは、能楽金剛流二十六世宗家の金剛永謹(ひさのり)さんによる舞囃子「源氏供養」に始まり、様々なプログラムが披露された。メインプログラムは源氏物語千年紀委員会呼びかけ人でもあるドナルド・キーン氏の講演「源氏物語と私」。講演会の詳細は関西インターネットプレスに掲載しているので、そちらをご覧ください。

今回のイベントは来年11月1日の源氏物語千年紀に向けた1年のスタートとなる大きなイベントで、参加者も千人を数える大盛況。ドナルド・キーン氏のお話など、源氏物語に関心の高い層にとっては、非常に興味深い内容だったと思う。しかし、せっかく千年に一度の年なのだ。源氏物語ファンだけではなく、源氏物語を知らない人、源氏物語に関心の薄い層にも源氏物語千年紀を周知し、源氏物語に興味を持ってもらうための催しが必要ではないだろうか。

ドナルド・キーン氏も講演の中で話していたが、現在の学校教育では源氏物語を文学として鑑賞するのではなく、古文の文法の読解のために教えている。そのため、学生たちは係り結びなど読解にばかり力を入れ、文学として源氏物語を読むことを知らない。大学に合格してしまえば、それっきり源氏物語を手に取らない人がほとんどだ。これでは源氏物語嫌いばかりを増やしているようなものだ。

せっかくの源氏物語千年紀。学校教育の中で源氏物語を現代語訳で読ませたり、原作に忠実な映像を作るなど、源氏物語の裾野を広げる取り組みを期待したい。

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