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英訳源氏物語 サイデンステッカー

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 先日、サイデンステッカーの訃報について触れたが、その際に思い立って氏の英訳源氏物語を購入した。約1100ページと分厚く、ペーパーバックにしてはずっしりと重い。英語なんてわからないけど、さっそく開いて、目次を見てみる。

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 各帖の名前を見ているだけでも結構おもしろい。夕顔は「Evening Face」って、そのままだ。「An Autumn Excursion」って、秋の遠足?これは「紅葉賀」。「The Festival of the cherry Blossoms」は、読んで時のごとく「花の宴」。でも、英語で言われるとずいぶん印象が違う。「花散里」は「The Orange Blossoms」だし。須磨と明石はそのままだ。「野分」って「The Typhoon」か。これもそのままだけど、雅じゃないなぁ。「乙女」なんて「The Maiden」だし。いかつい語感だ。「末摘花」は「Safflower」。まあ、そのままベニバナのことなんだけど、結構きれいな感じだ。「若菜」は「New Herbs」ね。七草はハーブだったのか、と改めて認識する。

 本文に添えられた木版の源氏物語絵が、多少のガイド役をしてくれるので、眺めていても楽しい。辞書を片手にぼちぼちとひもといていこう。

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 写真はベニバナ=末摘花。

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