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源氏物語千年紀

源氏物語の作者、紫式部の誕生は970年ごろといわれている。幼いころから父・藤原為時に漢籍の手ほどきを受け、ある時には「この子が男の子だったら」といわれるほど優秀だったと伝えられている。しかし、女性としては奥手だったのか、何だったのか結婚は遅く、当時としてはかなり晩婚の30前で父ほども年の離れた藤原宣孝と結婚し、一女をもうけた。

しかし、夫とは死に別れ、寂しさを紛らわすために書き始めたのが源氏物語だったという。従って、源氏物語が書き始められたのはおそらく11世紀の初めごろ。54帖すべてを書き終えたのかいつごろかははっきりしていないが、記録の上で源氏物語の存在が確認されたのが1008年だそうだ。

紫式部日記によれば寛弘5年(1008)、11月1日、中宮彰子の産んだ敦貞親王の五十日の祝いの夜、紫式部が藤原公任から「このあたりに若紫はいらっしゃいますか」と声をかけられたとある。従って、このころには源氏物語が貴族たちの間で知られた、話題の物語だったことがうかがえる。

2008年はこの記録からちょうど1000年の節目に当たる。これを記念して源氏千年紀が提唱された。源氏物語を愛するものとして、この活動を注視したい。

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