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源氏物語に見る王朝貴族の失敗学1 源氏物語への招待(2)

(昨日からの続き)
◆作者・紫式部について

で、これだけではあまりに愛想がないので、今回は作者の紫式部について触れておきたいと思います。彼女は平安時代中期、権勢を極めた藤原道長の娘、中宮彰子の家庭教師として雇われ、源氏物語を書きました。

彼女の生まれは970年頃。母は早くに亡くなり、父の手で育てられました。父は都の中級官吏で、学者としても重んじられていた藤原為時です。教育熱心だった為時から漢学の手ほどきを受けていた紫式部は父に「この子が男の子だったら」といわれたほど優秀だったそう。

いくつかの恋や縁談もあったようですが、彼女は振り向かず、当時としてはかなり晩婚の30歳近くになって父親ほども年の離れた藤原宣孝と結婚、一女をもうけます。しかし2年後、夫は疫病で急死。その寂しさを紛らすために物語を書き始めたのが源氏物語誕生のきっかけだったといいます。

今回は源氏物語のプロローグだけに終わってしまいましたが、次回からは少しずつ、中身をひもといていきたいと思います。どうぞお楽しみに。(この項終わり)

※本稿は関西インターネットプレス(KIP)より転載いたしました。

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